夏の須川フィッシングパーク攻略法
近年、夏の暑さはますます厳しくなっています。
「酷暑日」という言葉も聞かれるようになり、人間にとってはもちろん、鱒たちにとっても過酷な季節になりました。
管理釣り場の中には、夏場の水温を維持することが難しく、夏の間は営業を休止するところも少なくありません。
その一方で、夏でも魚にとって良い環境を保ち、釣りを楽しめる釣り場もたくさんあります。
夏だからこそ楽しめる釣り方もありますので、暑さ対策をしっかり行ったうえで、夏のエリアトラウトを楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は、ジャイアンが普段から楽しませていただいている釣り場の一つ、「須川フィッシングパーク」の夏場の攻略法を紹介します。
須川フィッシングパークとは
須川フィッシングパーク(以下、須川FP)は 静岡県駿東郡小山町に位置する管理釣り場です。
川の水を豊富に取り入れているため、夏場でも比較的水温が安定しているのが特徴です。
受付棟の下には4つのポンドがあり、それぞれの池は比較的小規模ながら魚影が濃く、とても釣りやすくなっています。
まだトラウトフィッシングに慣れていない方が練習するにも、おすすめの釣り場です。
今回紹介するのは、須川FPの最も下流側にある、一番大きな「メインポンド」です。
メインポンドでは数多くのトーナメントも開催されています。魚影は濃いものの、釣り方によって反応が大きく変わる、とてもテクニカルなポンドです。
ぜひ、腕試しをしてみてください。
メインポンドの特徴
メインポンドで釣りができるのは、池の片側のみです。対岸には釣り人が入れません。
釣り座は全部で16区画あり、1番側が上流、16番側が下流のアウトレットになります。
インレットは3か所ありますが、それぞれの入水量は日によって異なります。そのため、ポンド内の流れや魚の位置も毎日少しずつ変化します。
さらに、もう一つ予測しにくい要素があります。
それが、本流の上流で不定期に行われる工事です。
工事が行われる日は、急に濁った水が流れ込み、クリアウォーターだったポンドが一気にマッディウォーターになることがあります。
ただし、濁りが入ったことで魚の警戒心が薄れ、急に釣れ始めることも少なくありません。
クリアとマッディ、両方の須川FPを楽しめたらラッキーですね。
夏の須川FP攻略・5つのポイント
①まずは流れを読む
須川FPには、3か所のインレットと1か所のアウトレットがあります。
それぞれの水流がポンド内でぶつかることで、複雑な流れや反転流が発生します。
流れ方は日によって多少変化するため、釣りを始める前に、まずは自分の釣り座から水の流れを確認してください。
魚は朝夕の回遊タイミングを除き、基本的には流れに頭を向けています。
魚がどちらを向いているのかを想像しながら、ルアーを通す方向を決めることが大切です。
②沖にたまる魚を狙う
須川FPのメインポンドは、対岸に釣り人が入りません。
そのため、プレッシャーを受けた魚が、人から離れた沖側にたまりやすい傾向があります。
ポンド内には、左から右へ流れる大きな流れがあります。魚は、その流れの沖側に位置していることが多いです。
対岸まではおよそ15~20mありますが、可能であれば対岸付近までルアーを届けてみてください。
手前の魚よりもプレッシャーの少ない、フレッシュな魚を狙いやすくなります。
③表層を積極的に狙う
須川FPのメインポンドは、深い場所でも水深が1.5mほどです。
水深が浅いため魚がボトム付近にいても表層までの距離がそれほどなく、表層アプローチが効果的です。
④「壁」を使って釣る
近年のエリアトラウトでは、「壁」を使った釣りが一つの鉄則になっています。
水面も一つの壁ですが、須川FPではボトムという壁を使った釣りも効果的です。
ただし、須川FPの魚は、ルアーを長く見せすぎると見切る傾向があります。
魚にじっくり見せて食わせるよりも、リアクションで口を使わせるイメージの方が有効です。
ルアーを見切られないように、動きの変化やスピードを意識してください。
⑤スピードで捕食スイッチを入れる
須川FPでは、魚と同じ目線にルアーを合わせ、ゆっくり追わせて食わせる釣りの難易度が比較的高めです。
魚に寄り添うような遅いスピードでは、簡単に見切られてしまうことがあります。
そこで重要になるのが、ルアーを引くスピードです。
ルアーの泳ぎが破綻しない範囲で、できるだけ速く巻くことで、魚の捕食スイッチを入れます。
「できるだけ早く」を意識して巻いてみてください。
ジャイアン流・ルアー別必修科目
ここからは、ジャイアンが須川FPで実際に行っている釣り方と、よく使うルアーを紹介します。
①スプーンは早めにシルエットを落とす
須川FPでは、放流直後はスプーンに反応するものの、比較的早い段階でスプーンのシルエットを嫌うようになります。
俗にいう「放流サード」くらいのタイミングになったら、早めにルアーのシルエットを小さくします。
小さなスプーンでも、巻きのスピードや通すレンジを変えながら、その日の反応を探ってください。
よく使うルアーはこちらです。
・ベルベットアーツ デイジー 0.4g
・フォレスト M2 0.4g、0.6g
・サウリブ シャースFe 0.4g、0.6g
・ニュードロワー ハント 0.7g、0.9g
・ディープパラドックス KID 0.3g、0.6g
②ミノーは緩急が重要
小規模なクリアウォーターである須川FPでは、ミノーも非常に効果的です。
ただ巻いたり、一定のリズムで動かしたりするだけではなく、緩急をつけることが重要になります。
緩急とは、単純に巻くスピードを変えることだけではありません。
・潜るスピード
・浮上するスピード
・波動の強さ
・動かす時間と止める時間
こうした変化を組み合わせ、その日の魚の反応や釣り座に合わせて調整します。
よく使うルアーはこちらです。
・ディスプラウト 50slim GJ
・スミス スティルT2
・ティモン レイゲン
・ベルベットアーツ ザッガーHF(ハンクル)
③クランクは強めの波動を意識する
須川FPの魚は、比較的強い「波動」を好む傾向があります。
そのため、ルアーのシルエットを小さくしても、波動はしっかり出す使い方が効果的です。
小さいルアーを使っているからといって、必ずしも弱く、ゆっくり巻く必要はありません。
コンパクトなシルエットと強めの波動を組み合わせて、魚の反応を探ります。
よく使うルアーはこちらです。
・ラッキークラフト ワウシリーズ
・ロデオクラフト ウッサシリーズ
・ロデオクラフト ファットモカシリーズ
・ティモン ちびパニクラSR
・ムカイ スマッシュ
・タックルハウス ミニシケーダー、マイクロシケーダー
・ディスプラウト ピコピコイーグルプレイヤー
④ボトム攻略は必ず試す
先ほども書いたとおり、須川FPではボトムという壁を使った釣りが非常に効果的です。
まずは、魚が上方向の動きに反応するのか、横方向の動きに反応するのかを確認します。
基本的には、ルアーを長く見せすぎないように、速めのアクションで使います。
ボトム系プラグだけでなく、スプーンのズル引きが効果的なこともありますので、こちらも必ず試してください。
よく使うルアーはこちらです。
・ベルベットアーツ ゴーレムシリーズ
・オフィスユーカリ Bスパーク
・なぶら家 2WIN
・ムカイ ポゴ
・ヴァルケイン シャインライド
・ティモン ダートラン
・ティモン Tグラベル
・オフィスユーカリ Bクラッシュ
・ヴァルケイン サークル
⑤夏はトップウォーターを楽しむ
須川FPは水深が浅いため、一年を通してトップウォーターの釣りを楽しめます。
中でも夏場のトップウォーターは、ぜひ試してほしい釣り方です。
よく使うルアーはこちらです。
・スミス パペットサーフェス(VAチューンを含む)
・スミス カディス
・ティモン デカミッツ
・ロブルアー バービーガール
・ロデオクラフト 子にゃんぷっぷ
・ノリーズ スピッシュ
⑥ドリフトスピンの練習にもおすすめ
そのほかにも、ロデオクラフトのドリフトスピンは須川FPでよく釣れるルアーです。
近年のエリアトラウトでは、「ドリスピ」の釣りも必修科目の一つになりつつあります。
ドリフトスピンの使い方を練習したい方も、ぜひ須川FPへ遊びに来てみてください。
まとめ
須川FPのメインポンドを攻略するうえで重要なのは、次のポイントです。
・その日の流れと魚の向きを読む
・プレッシャーの少ない沖を狙う
・表層とボトムの壁を使う
・ルアーを長く見せすぎない
・速い動きで魚のスイッチを入れる
同じポンドでも、インレットの水量や濁りの入り方によって、魚の反応は大きく変わります。
その日の状況を観察しながら、さまざまな釣り方を試してみてください。
もっと詳しい釣り方やルアーの使い分けを知りたい方は、ぜひt-Route御殿場店まで遊びに来てください!
皆さまのご来店をお待ちしております。
ジャイアン
シェア
